成人/老年看護

【看護学生向】年代別発達段階まとめ|エリクソン、ハヴィガースト

「忙しい看護学生さんの勉強を少しでも楽にできたらいいな」

「事前学習・実習・国家試験対策に役立つ情報が気軽に調べられたらいいな」

そんな思いから「毒茄子(毒ナース)」は生まれました。

 

毒茄子の勉強部屋では、

「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」

「レポートにまとめるときに参照したい」

といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。

 

今回は「年代別の発達段階」についてのまとめ表です。

※スマートフォンからの方で表が見づらい方は、横向きにしてみてください。

年代別発達段階まとめ|エリクソン、ハヴィガースト

エリクソン
発達段階 発達課題
乳児期 「基本的信頼」

「基本的不信」
幼児期初期 「自律性」

「恥、疑惑」
幼児期 「積極性」

「罪悪感」
学童期 「勤勉性」

「劣等感」
青年期 「同一性確立」

「同一性拡散」
成人期 「親密性」

「孤立」
中年期 「生殖性」

「停滞」
老年期 「統合」

「絶望」

 

ハヴィガースト
発達段階 発達課題
幼児期 (1)歩行
(2)固形の食物をとること
(3)話すこと
(4)排泄の仕方
(5)性の相違を知り性に対するつつしみを学ぶ
(6)生理的安定を得る
(7)社会や事物についての単純な概念を形成する
(8)両親や兄弟姉妹や他人と情緒的に結びつく
(9)善悪を区別することの学習と両親を発達させる
児童期 (1)普通の遊戯に必要な身体技能の学習
(2)成長する生活体としての自己に対する健全な態度を養うこと
(3)友だちと仲良くすること
(4)男子として、女子としての社会的役割を学ぶ
(5)読み・書き・計算の基礎的能力を発達させること
(6)日常生活に必要な概念を発達させること
(7)良心・道徳性・価値判断の尺度を発達させること
(8)人格の独立性を達成すること
(9)社会の諸機関や諸集団に対する社会的態度を発達させること
青年期 【仲間集団で習得する課題】
(1)同年齢の男女との洗練された新しい交際を学ぶ
(2)男性として、女性としての社会的役割を学ぶ
【人生観の発達】
(1)社会的に責任ある行動を求め、それを成し遂げる
(2)行動の指針としての価値や倫理の体系を学ぶ
【独立性の発達】
(1)自分の身体の構造を理解し、身体を有効に使う
(2)両親や他の大人から情緒的に独立する
(3)経済的な独立について自信をもつ
(4)職業を選択し準備する
(5)結婚と家庭生活の準備をする
(6)市民として必要な知識・態度を発達させる
壮年初期 (1)配偶者を選ぶ
(2)配偶者との生活を学ぶ
(3)第一子を家族に加える
(4)子どもを育てる
(5)家庭を管理する
(6)職業につく
(7)市民的責任を負う
(8)適した社会集団を見つける
中年期 (1)大人としての市民的・社会的責任を達成する
(2)一定の経済的水準を築き、それを維持する
(3)10歳代の子どもたちが信頼できる幸福な大人になれるよう助ける
(4)大人の余暇活動を充実する
(5)自分と配偶者が人間として結びつく
(6)中年期の生理的変化を受け入れ、適応する
(7)老いた両親に適応する
老年期 (1)肉体的な力と健康の衰退に適応する
(2)隠退と収入の減収に適応する
(3)配偶者の死に適応する
(4)自分と同じ年ごろの人々と明るい親密な関係を結ぶ
(5)社会的・市民的義務を引き受ける
(6)肉体的な生活を満足に送れるように準備する

 

 

 

免責事項について

管理人は第105回看護師国家試験受験者です。そのため記事に掲載されているのは、管理人が看護学生だった当時にまとめていたノートやレポートからの情報です。

ご自身の学習に自由に活用して頂いて構いませんが、書いてある内容をきちんとご自分で確認し、各自の自己責任の元で活用をお願いします。

内容の不備・使用に関するトラブルについて、運営では一切の責任を負いかねます。

 

関連記事