【看護学生向】脳卒中・脳血管疾患/急性期看護:テスト対策、まとめノート





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毒茄子のお勉強部屋では、

「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」
「レポートにまとめるときに参照したい」

といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。

今回は【脳血管疾患患者の急性期看護】テスト対策用まとめノートです。

 

急性期看護・脳卒中

・脳血管疾患による死亡率は第( 4 )位 (※第105回受験時データ)
・介護が必要となる疾患の第( 1 )位 (※第105回受験時データ)
・急激な悪化では意識レベルが低下する
・我が国での意識レベルの評価には主に( JCS )が用いられる
・世界中で使用されている意識レベルの評価は( GCS )で、E(開眼)・V(言語)・M(運動)で評価する
・意識障害の表現
・意識障害のないものは( 清明 )
・外からの刺激に対して反応がなく、自発的な行動もまったくみられないのは( 昏睡 )
・繰り返し強い刺激を与えると、やっと開眼し、簡単な動作ができるのは( 昏迷 )
・刺激がないと眠り込んでしまうが、簡単な刺激で開眼するのは( 傾眠 )
・覚醒しているが見当識障害を伴う状態で、しばしば昼夜が逆転し、錯覚や幻覚がみられるのは( せん妄 )
・覚醒しているが、周囲に関心がなくしずかにしていることが多い状態なのは( 無欲状 )
・脳血管障害や頭部外傷などの発症後に、意識障害が長引いて数か月以上、延々と意識の回復がみられない状態を ( 遷延性意識障害 )とよぶ。いわゆる「植物状態」にあたる。
・他人の言葉の理解は可能だが、自分の話す言葉に間違いが多く、スムーズでなく、ふつうに話すことができない失語症を( 運動性失語(ブローカ失語) )という。前頭葉が障害されている。書字も正しく行えない。
・他人の話す言葉・書かれた言葉の意味を理解できない状態で、話す言葉は流暢だが言葉に間違いが多く意味不明な失語症を( 感覚性失語(ウェルニッケ失語) )という。側頭葉が障害されている。
・脳内に血腫などが生じたり、脳浮腫が強くなり脳が圧迫されると( 頭蓋内圧亢進状態 )となる
・慢性頭蓋内圧亢進の三徴は頭痛・嘔吐・うっ血乳頭である
・急激な頭蓋内圧亢進状態では頭痛・嘔吐・収縮期血圧上昇して脈圧が増大し、徐脈がみられる。
血圧上昇・脈圧増大・徐脈を( クッシング現象 )という。意識障害も重要な症候である。
・急激な頭蓋内圧亢進により、脳の一部がわずかなすきまから押し出されてしまい( 脳ヘルニア )がおこる
・脳ヘルニアなど重篤な脳障害がおこったときにみられる特徴的な肢位に除脳硬直と除皮質硬直がある。
除脳硬直は中脳・橋の障害により(上下肢とも強く伸展・全身が反り返り、上肢は強い回内)、
除皮質硬直は間脳の障害による(上肢が屈曲・下肢が伸展)
・足底の外側を棒などで踵から足指に向かってこすり上げると、錐体路障害がある人では拇趾が背屈し、他趾が開扇する(バビンスキー反射)
・段階的な過呼吸と無呼吸を周期的に繰り返す呼吸を( チェーン・ストークス呼吸 )という
・脳出血で最も多い部位は( 被殻 )で40%、ついで( 視床 )が30%を占める
・くも膜下出血は( ウィリスの動脈輪 )に好発する
・くも膜下出血発作後4日目ごろから出現する現象に脳血管れん縮があり、脳の動脈が収縮し狭窄する。脳梗塞の原因となる。
・運動麻痺は、大脳~中脳では反対側の片麻痺、中脳・橋・延髄では同側の片麻痺となる
・瞳孔の大きさの左右差が0.5mm以上あるときを瞳孔不同という。
瞳孔の大きさが5mm以上に拡大したときを散瞳、2mm以下になったときを縮瞳という。

・嚥下運動
①第1期(口腔相) ・・・随意運動による咀嚼
②第2期(咽頭相) ・・・嚥下反射が起こる
③第3期(食道相) ・・・蠕動運動により食道から胃に食塊を送る

・リハビリ
・生活を再構築していくために行われる。モニタリングをしながら早期離床を図る。
➡ポイント ①適切なポジショニング、②体位変換、③関節可動域訓練

・廃用症候群、急性期の予防看護
①深部静脈血栓
②呼吸器感染症
③誤嚥性肺炎 ・・・口腔ケア
④起立性低血圧
⑤拘縮 ・・・拘縮は、4日の不動で起こり始め、2~4週で完成する
⑥筋力低下 ・・・臥床により週15~20%低下する
⑦褥瘡

 

 

 

 

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