【看護学生向】医療安全・災害看護:テスト対策、まとめノート





忙しい看護学生さんの勉強を少しでも楽にしたい!事前学習・実習・国家試験対策に役立つ情報を増やしたい!そんな毒茄子です。

毒茄子のお勉強部屋では、

「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」
「レポートにまとめるときに参照したい」

といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。

今回は【医療安全・災害看護】テスト対策用まとめノートです。

 

医療安全・災害看護まとめ

災害の分類

①自然災害 : 台風、集中豪雨、洪水、地震、津波、雪害、火山噴火...
②人為的災害 : 化学爆発、大火災、大型交通災害(船舶、飛行機、列車、炭鉱災害、放射能、有毒汚染)、 テロリスト... 災害のサイクル
①急性期(フェーズ1): 発生~72時間
②亜急性期(フェーズ2): 72時間~2・3週間
③慢性期(フェーズ3): ~数ヶ月
④復興期: ~数年
⑤静穏期: 次の災害に備える

3T

・3Tとは・・・
①トリアージ
②治療
③搬送

CSCA

C:指揮・統制(コマンド・コントロール)
S:安全(セーフティ)
C:情報伝達(コミュニケーション)
A:評価(アセスメント)

トリアージのSTART法

・トリアージ(START法)では、一人の傷病者を30秒程度で判断する

トリアージカテゴリー

Ⅰ(赤): 最優先 (要緊急治療)
Ⅱ(黄): 待機 (非緊急治療)
Ⅲ(緑): 軽症 (救急搬送不要)
Ⅳ(黒): 不搬送・死亡 (絶望的危篤)

・一次トリアージは... ふるい分け

①呼吸
②循環
③意識 +歩行の確認

・二次トリアージは... 選別・並べ替え

・生理的評価
・解剖学的評価
・受傷機転

・トリアージタッグをつける優先順は、右手→左手→右足→左足→首
※衣類にはつけない、油性ペンで記載する
・軽症化したら、2枚目のタグをつける
・重症化したら、同じタグを修正する(二重線で消す)

START法

・歩行できる ⇒ 緑
・呼吸をしていない ⇒ 黒
・呼吸が9回/分以下、または30回/分以上 ⇒ 赤
・CRT: 毛細血管再充満時間

 

 心のケア

救援者のストレス

①危機的ストレス
②累積的ストレス
③基礎的ストレス
④二次的心的外傷ストレス

心のケアの原則

・寄り添う
・見守る
・孤立させない

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

体験から1ヶ月以上経過
死の恐怖などの重大体験
⇒ 光景が繰り返し蘇る

ケアの姿勢

・悩みを聞く
・不安に寄り添う
・必要な情報を提供する
・チームで協力してケアにあたる

 

 

心停止

・ 心停止では頚動脈が触れない
・ 心停止には( 心室細動 )( (無脈性)心室頻拍 )( 心静止 )がある。
・ AEDが作動するのは( 心室細動 )と( 心室頻拍 )である。

カリウム異常

・正常値は3.5~4.5mEq/L
・ 高K血症は、心停止を起こすため、緊急の( 透析 )が行われる
・ ( 腎 )不全になると、Kの排泄ができないため、高K血症になる
・ むりな採血などで( 赤血球の溶血 )が起きると、細胞が壊れてKが血管内に入りKが上昇する
・ 災害などで、大腿部を圧迫していたガレキを除去した際、被災者が死亡した症例があった。
これは突然の血流再開により、壊れた細胞から血管内へKが一気に流れ出た結果起こった。
このような筋肉の破壊などによって起こる症候群を( 挫滅症候群 )という。

ナトリウム異常

・正常値は135~145mEq/L
・ 高Na血症は、下痢、糖尿病の浸透圧利尿などで水分を喪失し( 細胞内脱水 )となった結果起きる。
症状として、口渇→イライラ感→脱力→興奮→けいれん→昏睡など
・ 低Na血症は、水中毒やADHの過剰分泌により水分が増えすぎた結果起こる。( 脳浮腫 )に注意が必要である。
症状として、頭蓋内圧亢進症状(倦怠感・無力感、頭痛、嘔吐、見当識障害、けいれん、昏睡、呼吸停止)

呼吸

・ 1秒率とは「思い切り吐いた時に一秒間にどれだけ吐けるか」「それが肺活量の何%か」を計測したもの
1秒率 70%未満は( 閉塞性換気障害 )と診断される。
・ 閉塞性換気障害の疾患には( COPD )( 気管支喘息 )などがある。

ARDS(急性呼吸窮迫症候群)

・ なんらかの原因により、肺の毛細血管の透過性が亢進して、肺水腫をきたす疾患。死に至る。
・ 原因として( 重症外傷 )( 急性膵炎 )( 敗血症 )( 肺炎 )( 嘔吐からの誤嚥性肺炎 )などがあげられる。
・ 好中球が全身にまわり、( 高サイトカイン )血症になる。
・ 呼吸音としては「 細かい断続性副雑音(ファインクラックル) 」が聴取される(捻髪音「チリチリ、バリバリ」)
・ 好中球が肺胞上皮を破壊して、間質性肺炎⇒肺線維化へと進行していく

肺血栓塞栓症

・ 下肢のうっ血があると血栓ができやすい。
・ 原因として( 長期臥床 )、( エコノミークラス症候群 )、( 経口避妊薬 )の内服、( 妊娠 )による下大静脈
圧迫などがある。
・ 肺音の異常・左右差は起こらない。

塞栓

・ 心房細動により、左心房で血栓が形成される
・ 上腸間膜動脈血栓症は、壊死を起こし生命に関わる

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

・ 慢性的な( 気管支の炎症 )と、肺胞壁の破壊による( 肺気腫 )が不可逆的に進行する疾患。
・ 原因は( 喫煙 )、大気汚染などによる。
・ 肺気腫により、( 呼気 )が障害され、代償的に( 口すぼめ呼吸 )、( 胸鎖乳突筋の肥大 )、
胸郭の( 樽状変形 )が起きる。
・ 肺気腫が進行すると、血流不全の肺血管が増え、肺高血圧、右心のうっ血が起こり( 肺性心 )となる。
・ 右心のうっ血により、頚動脈の怒張や、肝腫大がおきる
・ 通常、PaCO2は35~45mmHgだが、COPD患者では慢性的にCO2が蓄積する。
60mmHg以上では、血管拡張により、手のぬくもりが感じられる
・ CO2が蓄積されていくと、脳血管拡張が起き、脳血流が増え、頭蓋内圧が亢進する
・ CO2の蓄積に慣れた身体の患者に、高濃度の酸素を投与すると呼吸抑制が起こり( CO2ナルコーシス )になる

止血

・ 凝固タンパクは肝臓でつくられる
・ プロトロンビンが凝固因子の働きで、トロンビンとなる
トロンビンは、フィブリノーゲンに作用しフィブリンに変化する
フィブリンが血栓をつくる

動脈硬化

・ 動脈は、内膜・中膜・外膜の3層からなる
・ 内膜が肥厚すると、粥種を形成し、血管の内腔が狭くなる
・ 血管の内腔が狭くなると、血流が異常に少なくなる( 虚血 )、血流がなくなり血管が壊死する( 梗塞 )となる
・ 血管平滑筋(中膜)が拡張しにくくなると、血管の発作的な収縮( れん縮(スパムス) )が起きる
・ 血管壁が動脈圧に押されふくらむと( 動脈瘤 )ができ、破裂の原因となる
・ 動脈圧で中膜が裂け、中膜の中に血液が入り込むと( 動脈解離 )となる

体温

・ 体温調節中枢は( 視床下部 )にある